子宮頸がん予防ワクチンについて
最近、子宮頸がん予防ワクチンの副作用に関する報道が大きな波紋を呼びましたが。しかし、科学的な見地からは、テレビで放映されたような極端な症状の原因がワクチンであるとは立証されていません。
原因はワクチン以外にある可能性も大きいのです。また、その発生数も接種した女性・女児全体から考えると、微々たる数に過ぎません。どのような薬であっても、薬としての効果があるということは何らかの副作用もありえるのです。風邪薬でも食べ物でもアレルギーで生死にかかわるような重篤な症状を呈する人もいます。
実際にこのワクチンでは、99%以上の人が無事に3回接種を終えています。ここで子宮頸がんワクチンを確たる理由もなく毛嫌いする様な形で普及を止めてしまうと、将来子宮頸がんになって命を落とす女性が増えてくることは確実です。
このワクチン子宮頸がんから女性を守る為の、有効性は確立されているということを理解していただきたく考えています。